Macky's つれづれ日記Part.2

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『セントアンナの奇跡』鑑賞
0
    スパイク・リー監督の最新作
    『セントアンナの奇跡』を観て来ました。

    実話とフィクションをうまくまとめてあり、
    「これって本当にあった出来事なのかも」と
    思っちゃうようなお話でした。

    --------------------
    1983年の米国ニューヨーク。
    これまでずっと真面目に生きてきた、
    もうすぐ定年退職を迎える郵便局員が
    ある日突然、窓口に切手を買いに来た男を射殺した。

    そして、その犯人の部屋からは
    イタリアで行方不明になっていた歴史的な彫像が発見される。

    彼はなぜ、その男を殺したのか。
    彫像はなぜ、彼の元にあったのか。
    --------------------

    まるでサスペンスドラマのようなスタートだけれども
    どちらかというとファンタジーに近い作品かもしれません。

    と言っても、ものすごくリアルな戦争シーンがあって
    映し出される死体のグチャグチャ度は酷かったですけどね。

    その死体のせいでしょうが、
    この映画は「R-15」指定を受けていました。

    --------------------
    時はさかのぼって、1944年、第2次世界大戦中のイタリア。

    ヒットラー率いるドイツと激しく戦っていた米国軍には
    黒人だけで作られた軍隊「バッファロー・ソルジャー」が存在した。
    激戦地へ赴いたバッファロー・ソルジャーの隊員が
    ひょんなことからイタリア人の少年を助ける。
    その少年の不思議な力に導かれるように
    隊員たちはそれぞれが自分の人生を考え、喜びを知り、
    そして、死と背中合わせの戦いへと進んでいく。
    --------------------

    最初に「ファンタジー」って書きましたけれど
    幸せなエピソードがあっちこっちに散らばった話ではありません。

    笑える場面もいっぱいあったものの、
    1944年8月12日にドイツ軍がイタリアのセントアンナという村の住民を
    皆殺しにした「セントアンナの大虐殺」という事実に基づいて
    作られた作品なので、根底には悲しさや虚しさも渦巻いています。

    ナチス軍はセントアンナ村の住民560人を
    容赦なく皆殺しにしたそうです。
    犠牲者の多くは赤ちゃんや子供、それから老人でした。
    それが事実だなんて、本当に恐ろしい。

    まだまだ知らない歴史がいっぱいあるんだと実感しました。
    この映画を観るまで、バッファロー・ソルジャーの存在も
    「セントアンナの大虐殺」も知りませんでしたから。
    もっといろいろと勉強しないとダメですね。

    【セントアンナの奇跡】
    http://www.stanna-kiseki.jp/
    | Movie | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
    『そんな彼なら捨てちゃえば?』鑑賞
    0
      あんまり世間では話題にはなっていないようですが
      初めてポスターを見たときから
      「すごいタイトルだなぁ」と印象に残った映画でした。

      原題は「he's just not that into you」。
      直訳すると「彼はあなたのことを好きではない」。

      それが邦題だと『そんな彼なら捨てちゃえば?』ですからね。
      「あなたに興味のない男なんてサッサと捨てちゃえば?」
      ってことから付けられたタイトルらしいです。
      うまいっ!

      例えば、女の子は「素敵だな」と思った男の子から連絡がないと
      「きっと彼は急がしくて連絡ができない」とか
      「もしかして連絡先をなくしちゃったのかも」といったように
      非常に自分にとって都合のいい言い訳をしがち。
      しかも、女友達も同じようなセリフで励ましたり、
      あおったりすることが多いんです。

      私の周囲にも、そういうタイプの女の人は少なくありません。

      でも、男の子の意見は違います。
      「連絡がこないってことは、それはつまり、
      彼はキミにその気がないってことだ!」
      と断言するのです。

      この映画のテーマはまさに、そこ。
      女の勘違い、男の本音。

      出てくる女の子はいろんなタイプがいて
      それを結構メジャーな女優が演じています。

      ジェニファー・アニストン、スカーレット・ヨハンソン、
      ジェニファー・コネリー、ドリュー・バリモア…。

      それぞれが不器用で、ちょっと勘違いで
      だけど、幸せになりたいって思いはすごく持っていて。

      テレビ版『SEX AND THE CITY』の脚本家が原作者というだけあって
      女の子なら誰でも「あっ、同じかも」と思い当たるような
      エピソードがあちこちに潜んでいます。

      あんまり期待しないで観に行きましたが
      軽い気持ちで見る恋愛群像劇としては面白かったです。

      【そんな彼なら捨てちゃえば?】
      http://wwws.warnerbros.co.jp/hesjustnotthatintoyou/
      | Movie | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
      『アマルフィ 女神の報酬』鑑賞
      0
        「イタリアで全面ロケ」っていう言葉にひかれ
        観に行っちゃいました、『アマルフィ 女神の報酬』。

        フジテレビの作る映画だし、織田裕二が主演だし、
        あえて¥1,800を払う必要はないと判断して、
        ワーナーマイカルシネマズが全作品¥1,000で観られる日を狙って
        行ってきたんですけどね。

        まぁ、感想はあえて語らなくてもいいでしょう(笑)。

        真保裕一が書き下ろした原作ってことですが
        うーん、なんだかなぁ。
        もうちょっとなんとかして欲しかった。

        アマルフィの景色はとっても綺麗なんだけれど
        俯瞰で撮影している映像はピントがブレブレ。
        大きなスクリーンでピントがあっていない画像って
        気持ち悪くなっちゃいます。

        それにこんなに暑い季節なのに、
        舞台はクリスマス&年末年始!

        季節はずれにもほどがある〜!!
        年末公開にすればよかったのに。
        きっとフジテレビ的な事情があったんでしょうね。

        出演者も無駄に出ている人が何人もいて
        (佐藤浩市と佐野史郎と戸田恵梨香がいればいいのでは?)
        ギャラの無駄遣いだなぁと思いました。

        観ようかどうか悩んでいる人にはDVDで観ることをお薦めします。

        【アマルフィ 女神の報酬】
        http://www.amalfi50.jp/index.html
        | Movie | 17:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
        『サンシャイン・クリーニング』鑑賞
        0
          『サンシャイン・クリーニング』を観てきました。

          前評判が良かったし、予告編も良かった。
          何より“『リトル・ミス・サンシャイン』のスタッフが再集結した映画”っていう
          キャッチコピーを信頼して観に行ったんです。

          『リトル・ミス・サンシャイン』は小粒ながら、かなり素敵な作品だったので
          期待度も上がっていました。

          それがいけなかったのかなぁ。
          いや、そうではないはず。。。

          なんだか、ちょっとガッカリ〜な作品でした。

          設定もいいし、出演者たちも味があってすごくいい。
          なのに、編集が「昔の韓国映画か!?」って
          ツッコミ入れたくなるほど雑だった……。
          とにかく、大雑把な編集なんですよ!!

          そして、せっかくの設定も、キャラも、まったく生かしきれていない!

          観終わったとき、「なんてもったいない作品なんだ」と思っちゃいました。
          伏線というか、話を盛り上げようと思えばいくらでも盛り上げられるような
          小さな出来事がいっぱいつまっているのに、どれも完結していないんですもの。

          もしかしたら、最初の脚本はもっと長くて、エピソードにも
          いろいろと深みがあったのかもしれないけれど
          いま、上映されているものは何もかもが中途半端な作りになっていて
          かなり消化不良です。

          「え、これで終わり?」って感じ。
          期待していたから、すごーく残念

          【サンシャイン・クリーニング】
          http://www.sunshine-cleaning.jp/index.html
          | Movie | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
          『スラムドッグ$ミリオネア』鑑賞
          0
            やっと、やっと『スラムドッグ$ミリオネア』を
            観てきました!

            藤沢周辺では上映されておらず、
            「いつか都内に行ったときに観るぞ!」と思っていたら、
            東京の上映館もどんどん終了しちゃうんですもの〜。

            「このままじゃDVDでの鑑賞になっちゃう!」と焦っていたので
            昨日の午後から広尾で打ち合わせだったことを利用し、
            午前中、早くに家を出て、日比谷で寄り道して
            シャンテシネの初回に滑り込みました。
            レディースデーだったので¥1,000で観れてラッキー!

            そうそう、日比谷と有楽町の映画館がいつの間にか
            「TOHOシネマズ」に取り込まれていて驚いちゃいました。
            マリオンの上の日劇も、シャンテシネも、いまはみんな、
            「TOHOシネマズ」って名前になっているんですよ。

            さて、映画の話に戻ります。

            『スラムドッグ$ミリオネア』は
            今年度のアカデミー賞で最多の8部門で最優秀賞を獲った作品です。
            アカデミー賞の授賞式におけるダニー・ボイル監督や
            出演者の子供たちの様子をみて、作品に対する期待感は
            かなり高まっていました。

            舞台はインドのムンバイ。
            以前は「ボンベイ」と呼ばれていましたが
            1995年から「ムンバイ」と呼ばれるようになった街です。

            ムンバイのスラム街で育った貧しい少年が、
            日本ではみのもんたが司会していたテレビ番組、
            「クイズ$ミリオネア」に出場し、億万長者を目指すのですが
            きちんとした教育も受けていない彼が、
            難しい問題に次々と答えていきます。
            なぜ、彼は答えを知っていたのか。
            その理由と、インドの現在と過去の様子が交差しながら
            ドキュメンタリータッチで描かれている作品です。

            スラムでの暮らしぶりとか、子供を利用した大人たちの悪徳商売ぶりとか
            けっして作り話じゃなく、現実に近い話なんだろうなぁと思いながら観ました。
            かなりえげつないシーンもあります。

            だけど、悲壮感は感じず、むしろ、スクリーンからは
            「生きる力」を感じました。
            子供たちの生きていくことに対するパワーはすごい。
            どんなに辛い状況でも前を見て進んでいく力強さに
            なんだか励まされた気がします。

            久しぶりにすがすがしい気分で見終わった作品でした。

            【スラムドッグ$ミリオネア】
            http://slumdog.gyao.jp/
            | Movie | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
            『スター・トレック』鑑賞
            0
              ずっと観たくてウズウズしていた
              J.J.エイブラムス監督の最新作『スター・トレック』を観てきました。

              私の中の『スター・トレック』といえば
              「深夜にフジテレビでときどき再放送されている米国のテレビドラマ」
              「地球人だか宇宙人だかわからない人たちが一緒の宇宙船に乗って旅している」
              ぐらいの認識しかありません。
              ちゃんと観たこともないから、ストーリーとか登場人物も
              ほとんどわからないし。
              耳の大きい人が「スポック」って名前だということだけ知っていました。

              ああ、こんなしょぼい情報しかないなんて
              熱心なトレッキーに怒られそう……。

              映画化されると知ってもほとんど興味がなかったんですが
              観に行った友人たちから届くのは高評価ばかり。
              「テレビドラマを観ていない人でも楽しめるよ」と
              後押しされたので、映画館まで行って来ました。

              いやぁ、観に行って良かったです!
              娯楽映画としてはとっても楽しめる作品だと思います。
              宇宙での戦闘シーンとか、宇宙船の凝りに凝ったデザインとか
              超カッコイイです。

              最初の数分では思わず泣かされたし!(笑)

              ドラマを観ていないせいか、ときどき、
              時間の流れに「?」となることもありますが
              難しいことは考えず、そのままノリで観れちゃう気楽さがあります。

              『スター・ウォーズ』が好きな人なら楽しめると思います。

              続編製作がすでに決定しているらしいので
              次の作品が待ち遠しいですね。

              【スター・トレック】
              http://www.startrekmovie.com/intl/jp/
              | Movie | 18:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
              『フィッシュストーリー』鑑賞
              0
                伊坂幸太郎原作『フィッシュストーリー』を観てきました。

                出演は伊藤淳史(チビノリダー)、多部未華子、濱田岳、
                森山未来、大森南朗などなど。
                作品内で重要な役割を担う“音楽”は斉藤和義が担当しています。

                監督は中村義洋。
                同じく伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』を
                映画化した監督ですね。

                『アヒルと鴨のコインロッカー』も原作を知らないで観たんですが
                最後の最後まで期待を裏切らない意外な展開で、
                観終わったとき「うわー、なんかすごくいい映画を観たな」と
                感動したものです。

                伊坂幸太郎の作品って1作も読んだことがないんですが
                すでに映画は3本も観ている!
                『アヒルと鴨のコインロッカー』
                『死神の精度』(金城武出演)
                そして、『フィッシュストーリー』。

                映画は3作品とも面白かったので、
                そろそろ原作を読んでみようかな!

                さて、『フィッシュストーリー』のストーリー。
                ここからはややネタバレなので要注意!

                ==========================================
                2012年。あと5時間で巨大な彗星が地球にぶつかり、
                人類は滅亡する危機を迎えていた。
                米国が核爆弾を彗星に打ち込むという
                「アルマゲドン計画(爆笑!)」も失敗に終わり、
                人々はもう、死の瞬間を待つしかない状況だった。

                しかし、そんな人類の危機を
                1975年に発売され、まったく売れなかった
                パンクロックバンド「逆鱗」の最後の曲
                “フィッシュストーリー”が救うことに!
                ==========================================

                これだけ読んだら、どんな話なんだか全然わかんないですよね。

                私も上映前にチラシのキャッチコピーを見ましたが
                どんな話なのか、まったく想像できませんでした。

                ストーリーは2012年、1975年、1982年、2009年を
                いったりきたりして進みます。

                各年代にはそれぞれの主人公がいて
                (2012年は大森南朗?、1975年はチビノリダー、
                1982年は濱田岳、2009年は多部未華子)
                それぞれまったく違う内容でストーリーが展開していくんですが
                最後の最後、それらの話が繋がったとき、「おお!」とうなる
                ラストシーンが生まれちゃうんですよ。

                とにかく脚本がうまい!
                そして、出演者たちもみんな、いい味、出してる!
                随所に笑いがいっぱいで、いろんな伏線があって
                最後まで飽きることなく楽しめます!

                中でも、私は2009年の話に出てくる
                森山未来くんにクラクラしちゃいました。
                もう、いまの私の中の「弟にしたい芸能人」No.1です!

                「フィッシュストーリー」とは「ほら話」って意味なんですって。
                観終わったとき、「なるほどね」と納得できちゃいます。

                DVDでもいいので、楽しい気持ちになりたいときには
                お薦めの1本です。

                【フィッシュストーリー】
                http://fishstory-movie.jp/
                | Movie | 18:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
                『MILK』鑑賞
                0
                  ショーン・ペンが今年のアカデミー最優秀主演男優賞を獲った
                  『MILK』を観てきました。
                  アカデミー賞の授賞式での、ショーン・ペンのスピーチが
                  とっても素敵だったので、観たかったんですよね。

                  ハーヴィー・ミルクという
                  まだ偏見が渦巻く1970年代後半に
                  米国で初めて、同性愛者であることを公表して
                  選挙で選ばれて公職についた男性のお話です。

                  彼が選挙に出るに至った過程と、政治家になって数ヵ月後、
                  48歳で暗殺されるまでの約8年間を描いています。

                  ミルクは実在の人物なので、彼の友人や仲間は
                  いまも大勢が生きていて
                  その人たちが映画作りに全面協力してくれたそうで
                  ものすごーくきちんと作りこまれていました。
                  ドキュメンタリーみたいな場面も多々あります。

                  街とか、登場人物の服装とか髪型とか、
                  当時の写真が最後に出てくるんですが
                  もう映画に出てくる世界そのものでした。

                  役者もなるべく、本人に近い容姿になるよう
                  努力していたようで、本当によく似ていた。

                  私はこの映画を観るまで、ミルクの存在を
                  まったく知りませんでした。
                  でも、この映画を観て、彼を知ることができて
                  すごく良かったと思う。

                  素晴らしい作品でした。

                  ゲイが主人公の話ですから
                  男性同士のキスシーンやベッドシーンも出てきます。
                  まぁ、なるべく不快感を与えないよう
                  十分気遣ってはいたと思いますけどね。

                  あ、ちなみに監督のガス・ヴァン・サントも
                  脚本家のダスティン・ランス・ブラックもゲイです。

                  私はセクシャルマイノリティに対する偏見はありません。
                  誰を好きになるかなんて、自由に選べて当然だと思う。
                  好きな人が同性でも異性でもいいんじゃないですかね?

                  でも、「自由の国アメリカ」とか言いながら
                  男女で恋愛→結婚しなければ子供が生まれないから
                  「同性愛は異常だし罪」とか「精神病だ」とか言われて
                  警察に逮捕されたり、精神病院に入れられちゃうことが
                  当たり前だった時代がアメリカにもあったんだなぁと知って驚きです。

                  まぁ、いまの日本でも、偏見を持っている人は多いと思う。
                  テレビで同性愛者であることを公表している人が増えてきたから
                  昔に比べたら「そういう人がいる」ってことは認知されているんでしょうけれど
                  一般人が公表して、会社や社会が受け入れる土壌は
                  まだ、できてないですよね。

                  1970年代のアメリカにも、それはそれはすごい偏見と差別が
                  あったようで、それに命を懸けて立ち向かっていったミルクの行動は
                  人々に勇気を与えたんだなぁとジーンときました。
                  「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」に選ばれたのも納得です!

                  それにしても、ショーン・ペンはすごい。

                  本物のミルクの写真を見ても、違和感を感じないぐらい
                  なりきっていました。
                  しぐさとかしゃべり方とか、本物のゲイに見えますよ〜。
                  恋人との会話なんて、ごっつい男同士だけど
                  (恋人役が意外にイケメン)
                  本当にラブラブのカップルみたいで
                  結構、微笑ましたかったです。

                  『I AM SAM(アイ・アム・サム)』のときも
                  知的障害者の役をまるで本当に知的障害者なのでは?
                  と錯覚させるように演じてましたからね。
                  この人って、完全に役に憑依しちゃうんだろうな。

                  今回はショーン・ペン自身の思想と、
                  ミルクの生き方がリンクしたところもあったんだと思います。
                  アカデミー賞のスピーチでも、リベラルな部分を
                  堂々とアピールしていましたからね。

                  いま社会には様々な問題があります。
                  その中でも差別や偏見って、なかなかなくならない問題です。
                  この映画を観た人が1人でも、「人は誰でも平等である」ということを
                  自覚してくれれば、世界は少しずつ変わるんじゃないかな、
                  と思わせてくれる映画でした!
                  | Movie | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
                  『バーン・アフター・リーディング』鑑賞
                  0
                    『バーン・アフター・リーディング』を観て来ました。

                    『バートン・フィンク』『ファーゴ』『ノーカントリー』の
                    ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン兄弟が
                    監督・脚本を務めた風刺的なブラックコメディです。

                    ストーリーとしては本当にくだらないので、
                    あえて、スクリーンで観なくてもいいかも。
                    DVDで十分だと思います。

                    とはいえ、主演の1人、ブラッド・ピットが
                    私の大好きな「おバカキャラ全開」の役だったので
                    楽しんできました。

                    ブラピはカッコイイ役よりも、『ザ・メキシカン』とか
                    この作品みたいな「僕って超おバカでーす」ってキャラのほうが
                    合っていると思うんだけどな。

                    あと、この作品の見所といえば出演者の豪華さ。
                    人数は少ないけど、大物がいっぱい出ていました。

                    ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、
                    ジョエル・コーエンの奥さんで『ファーゴ』で
                    アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたこともある
                    フランシス・マクドーマンド、
                    去年のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされていた
                    ティルダ・ウィストンなどなど。

                    当たり前ですが、みんな真面目な顔して
                    ものすごくバカなことをいっぱいするので
                    「大物なのに、すごい弾けているな」と思いましたよ。

                    【バーン・アフター・リーディング】
                    http://burn.gyao.jp/
                    | Movie | 21:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP
                    『バンコック・デンジャラス』鑑賞
                    0
                      試写会が当たったので、ニコラス・ケイジ主演の
                      『バンコック・デンジャラス』という映画を観て来ました。

                      韓国映画『レイン』『the EYE<アイ>』の監督だった
                      オキサイド・パン&ダニー・パン兄弟が、
                      ハリウッドでセルフリメイクしたそうです。

                      もともとの映画を観ていないので、先入観なしで観たんですが
                      終わったときは「うーーん」って感じ。

                      アクション大作映画ってことだったんですが
                      それほど見せ場があるわけじゃないし、
                      タイのバンコクが舞台なんだけど、あまり、
                      その地域性が活かされていない。
                      香港でも同じじゃないか、と思いました。

                      主役はニコラス・ケイジじゃないほうが良かったかも。
                      ほかの役者さんも全然パッとしなかったです。

                      救いがないラストなのもちょっとね。。。

                      【バンコック・デンジャラス】
                      http://www.bangkok-dangerous.jp/
                      | Movie | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑PAGE TOP